本製品は６V車用です。外観は12V車用と同一です。私が趣味で製作したものです。私自身が12V仕様のものを自分のW3、ラビットS211ハイスーパー、12V化CB125JXで使っており、取り付けてから半年以内ですが、３車両とも性能には大変満足しています。アイドリングの安定やトルク向上などを体感しました。CBでは排気音もブリブリっと明らかに変化しました。バイクの元々の品質には充分気をつけて製作し振動対策も施していますが、長期間の使用実績が無いため製品の耐久性については申し上げることは控えます。
落札者様自己責任でのご使用、ノークレーム・ノーリターン、および落札後の取引メッセージで取付車名をご教示くこと、取り付け後のご感想を頂けることの全てをご了承頂ける方のみご入札ください。お届け後１ヶ月以内の初期故障についてはご相談下さい。真摯に対応いたします。説明書と配線図は付属します。この製品には、セミトラキャンセルスイッチは付いてません。
１．イグニッションコイルのON・OFFには東芝の現行販売品である最新のMOSFETを使っています。このMOSFETが導通時の抵抗は0.046Ωですので、ほとんど発熱しません。ドレイン耐圧250V、ドレイン最大電流30Aであり、余裕を持った設計をしています。内部部品は電子部品用の高価なシリコンで振動対策を施しています。
２．LEDはポイントが閉じたときに点灯し、開くと消灯します。その消灯の瞬間にプラグに火花が飛びます。エンジンが動いていなくてもメインキーONでポイントが閉じていれば点灯しますので、点火時期調整の時にも重宝します。LED点灯時はイグニッションコイル１次側が加圧された３．ポイントには通常数A程度の電流が断続しますが、本セミトラでは数十mAしか断続しませんのでポイントにはアークは発生しません。そのため長期の使用に伴うグリス等の汚れの蓄積で導通不良になる可能性がゼロではありません。その対策として、適切な頻度で接点を清掃することを推奨します。
４．本品は防水構造ではありません。出来るだけ隙間は接着剤で埋めていますが、雨水のかからないところに設置ください。
５．ポイントと並列接続されているコンデンサはセミトラ使用時には機能上不要ですが、異状の無いコンデンサが接続されていても問題ありません。私自身のバイクはそれで正常です。
６．配線の長さは30数cmです。ケースのサイズは38mm×17mm×75mmです。ギボシ端子はご自身で取り付けください。
７．LEDは以下から選択できます。 ①橙色 ②緑色 ③青緑色 ④黄色落札後にお気に入りの色を選択して下さい。写真の製品はサンプルです（青緑色）。LED色が違ってもセミトラユニットの外観や性能は全く同じです。
エージング試験の様子はこちらのサイトでご覧頂けます。500rpm付近の安定したアイドリングの動画も載せています。 自作セミトラのラインナップ - cool-matsui3 ページ！ (jimdofree.com)
６Vバッテリー点火、１ポイント車であれば２気筒車でも使えます。車両形式毎の適応可否についてのご質問に対しては、個別に回答いたしません。 評価がマイナスあるいは新規の方の入札は削除いたします。個人の趣味製作品につき、小さい傷などは何卒ご容赦ください。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－これまでの落札者様等から頂いたお声の一部をご紹介します。
２ポイント用
取付車両：カワサキW1S（2ポイント改造）過去最高に調子良いです 元々セミトラでしたので、始動性に違いは感じられませんでしたが、アイドリングの安定が早くなりました。 走ってはトルクが増したことが感じられ、全域滑らかになったこと、間違いありません。 他にはラフなアクセルの開閉をしても、よくあるクシャミが全く出ませんでした。と、良い事づくめです!
１ポイント用
取付車両：ホンダC921ポイント2気筒でもバッチリ安定しています。ありがとうございました(*´∀`)
取付車両：ラビットS601アイドリングは安定しました。走りも良くなった様な気がします。
取付車両：ラビットS601火花も強くトルクが増した感じです。大満足です本当にありがとうございました。
取付車両：ホンダSL9040キロ4000回転からの加速が、目に見えて違います！すごいです。（2021年 12月 29日 13時 11分 追加）動画へのリンクを直しました。こちらをご覧下さい。（2021年 12月 31日 13時 00分 追加）ポイント点火とセミトランジスタ点火の違いを模式図で追加しました。セミトラユニット内部の回路はかなり省略してます。
適合車両の考え方について解説します。答えから言いますと、本セミトラユニットの適合車両は６Vバッテリー車１ポイント車であれば、どれもOKです。ポイント点火ではイグニッションコイルの電流遮断をポイント接点で行っているため、その電流値には上限があり、４アンペア程度です。よってイグニッションコイルの抵抗値がおのずと決まり、オームの法則からバッテリー電圧が６Vであれば、２Ω程度になります。６Vポイント車のイグニッションコイルの一次側抵抗値はそのあたりでしょう。私が持っているCB125JXのノーマルコイルもそうです。多少コイル抵抗値が大きい車両があるかもしれませんが、その場合は遮断電流値が下がりますので使用に問題ありません。コイル抵抗値が小さい車両の場合は、遮断電流値が上がりますが、本品のMOSFETの電流遮断性能は最大30Aなので全然余裕です。
一つのポイントで一気筒の点火を担う場合でも、二気筒の点火を担う場合でも、コイル一次側の電流遮断に求められる機能は全く同じです。ポイントという有接点で遮断するか、セミトラ（MOSFET）によって無接点で遮断するかの違いなのです。１ポイント車であればどれもOKというのはそういう理由によります。